コーポレートブログ

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新型コロナウイルスワクチン職域接種レポート~実施までの道のり~

2021年10月11日

 

コカ・コーラ ボトラーズジャパングループでは、2021年6月30日(水)から、東京、埼玉、愛知、大阪、福岡の5拠点で、当社グループの社員とその家族、協力会社のみなさまを対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種を実施しました。
職域接種を実現するために担当した総務部の取り組みや、職域接種会場の様子などをご紹介します。

 

ワクチン接種に関する社内規定の整備

国内でのワクチン接種開始に伴い、「ワクチン接種時の勤怠取り扱い」を決定。就業時間内であってもワクチン接種を受けることを認め、その時間については就業免除とすること、また、ワクチン接種当日に副反応による体調不良が発生し、就業が困難な場合は、接種当日を特別有給休暇、翌日以降に体調不良が認められた場合は、原則として特別有給休暇を1日取得可能とすることを発表しました。
(詳細はこちら

 

職域接種を進めよう!新型コロナウイルスワクチン職域接種対策チームを結成

政府が企業や大学などで行う「職域接種」を6月21日から開始すると発表したことを受け、当社でも職域接種が出来ないか検討を始めました。実施に向けて、担当の総務部を中心に、部門の垣根を超えた関係者を集め、新型コロナウイルスワクチン職域接種対策チームを結成。職域接種はもちろん誰も経験がなく、さらに情報が非常に少ない中での準備スタートでした。チーム内で、時には「目標としている実施開始日までにすべてが間に合うのか…」という不安や焦りがありました。

担当者は毎日チームミーティングを開催し、進捗状況や課題、懸念点を全員で共有し、職域接種実施に向けて準備を進めていきました。その中で特に大変だったのは、接種をお願いする医療機関が決まらなかったこと。電話帳を片手に担当者が片っ端から電話をし、やっと決まったエリアもあったほどでした。

こうして医療機関が決定し、職域接種実施が見えてきた後は、接種スケジュールの調整、接種予約が簡単に出来るようなシステムを導入するなど、次の段階へ。

 

アンケート調査で現状を把握し、正しい情報を発信

ワクチン接種に対する社員の意見を把握するために、社内アンケートを実施しました。
「職域接種を希望するか」についてヒアリングしたところ、想定していた以上に職域接種を望んでいる社員が多かったことが判明しました。同時に、ワクチン接種への不安や接種後の副反応を心配する声も多くあがっていたため、当社の健康増進室にいる保健師への相談が可能なことを定期的に案内するなど、職域接種を受けたい社員が少しでも安心して受けられるようなサポートを行いました。
また、アンケート後は、職域接種の実施に向けた進捗状況や、予約開始後には会場別の予約状況などを、毎日イントラや社内SNSを通じて情報を発信し、“その日”に向けた準備を進めていきました。

 

いよいよ職域接種開始!

6月30日、東京の赤坂オフィスでスタートを切った職域接種。会場内外の誘導や受付、予診票チェックなどの会場スタッフ業務は、各部署から募った社員が担当しました。会場スタッフは一目でわかるよう当社ロゴ入りの真っ赤なビブスを着用し、ついに会場オープン。

はじめて経験することばかりで、戸惑うことも多くありましたが、初日を無事に終えました。終了後には、次の日の改善に活かすためスタッフ全員で各担当場所の改善点について意見出しを実施。全員で作り上げた職域接種となりました。

初日、会場スタッフとして参加した当社社員

 

職域接種でコミュニケーション!?

当社は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、在宅勤務が可能な社員は原則在宅勤務としているため、新入社員や中途で入社した社員はオンラインで画面越しに会ったことはありますが、対面で他の社員と会うことは滅多にありません。一日数百人の社員が訪れる職域接種会場は、挨拶程度ではありましたが、久しぶりに会う同僚、メールでしかやり取りしたことなかったがようやく会えたメンバー、そして同期と初対面できた新入社員にとって思いがけないコミュニケーションの場となりました。
初めてのワクチン接種という緊張感のなかでも笑顔がこぼれる社員が多く見られ、身体だけではなく、心の健康増進にも繋がった職域接種でした。

当社は社員の健康保持・増進を通して、これからも人々の一生と日々の生活に寄り添い、人生のあらゆる場面においてハッピーな瞬間とさわやかさをお届けする総合飲料企業として、持続的に高品質なサービスや付加価値を提供してまいります。

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