埼玉県比企郡吉見町にて、大型自動物流センター「埼玉メガDC」が稼働開始!

埼玉県比企郡吉見町は、埼玉県の中部に位置する人口約2万人の町です。埼玉県第1位の生産量を誇る「吉見いちご」が名産で、また観光スポットとして、国指定史跡にも指定されている、多数の穴が空いた横穴墓群の遺跡「吉見百穴(よしみひゃくあな)」があります。
なんと約1400年前(古墳時代後期)に作られた集合墳墓で、現在219基の穴数が確認されており、国内では稀に見る規模となっています。

吉見町は当社の埼玉工場があり、長年ゆかりのある土地です。その埼玉工場の隣接地に、コカ・コーラシステム国内最大級の保管容量と出荷能力を備える自動物流センター「埼玉メガDC」を施工し、2月3日から稼働を開始しました。

「埼玉メガDC」は当社の物流体制の最適化を進める「新生プロジェクト」を通じ培った知見を生かし設計されたディストリビューションセンター(在庫型物流倉庫、DC)で、東京都および埼玉県の全エリアをカバーする基幹拠点となります。

完成までの様子:2019年4月より建設を開始し、1年10か月の工期を経て稼働開始しました。

■たくさんの自動化技術を導入し、よりタイムリーにみなさまのもとへ

自動格納ラックや自動ピッキングシステムなど設備の自動化を推進することにより、従来の約半分のスペースで製品の保管と、出庫にかかる時間や人員による作業工程を短縮することが可能となりました。

これらの技術の活用で、東京・埼玉エリアの地域のみなさまへ、よりタイムリーに製品をお届けします。
今後は「埼玉メガDC」に加え、2022年末には当社明石工場敷地内に「明石メガDC」の竣工を予定しており、今後も市場環境やお客さまの多様なニーズに迅速に対応するため、最適な物流体制の構築を目指します。

※「埼玉メガDC」と「明石メガDC」の施設の概要はニュースリリースをご参照ください。

ニュースリリース:自動物流センター「埼玉メガDC」を2月から稼働開始

ニュースリリース:明石工場敷地内に最新自動物流センターの建設着工

■物流体制の最適化を目指して

2020年2月よりに発足した現場導入チームのメンバーたちは、コロナ禍においても、「未来に向け非常に重要で核となるプロジェクト」の任務を全うするため、当社初のメガDCの稼働に注力してきました。

※写真は2020年10月時撮影のもの

当社では、物流体制の最適化を目指した「新生プロジェクト」として、「バランスの取れた継続的な改善」と「高品質・低コスト・安定供給」のサプライチェーン構築を推進しています。