健康診断
- 定期健康診断
- 人間ドック検診補助制度
「がん検診(胃がん検診、大腸がん検診、腹部超音波検査、乳がん検診、子宮がん検診等)」に充当可能な健康増進ポイントを毎年20,000円分付与し、さらに最大22,000円の補助金を支給しています。 - 健診の事後対応(医療機関受診勧奨、保健指導)
コカ・コーラ ボトラーズジャパングループは、社員とともに持続的に成長することを目指し、最も貴重な財産である人財に関する取り組みとして、多様性と多面性に満ちた人財が活躍する職場環境の構築に努めています。
その人財である働く社員の「健康保持・増進」は、重要な経営課題の一つと考え、「Road to 100」100歳でも元気な体でいられることを目指し、「健康第一」の企業風土を醸成していきます。この取り組みは、代表取締役社長のカリン・ドラガンが「健康経営責任者」として指揮し、人事・総務本部長の上村成彦が「健康経営推進責任者」として具体的な施策の立案・実行を推進しています。
※Sawayaka Styleとは
様々な個性や前向きな考え方を歓迎・尊重することで、互いに気持ちよく仕事ができる環境を作っていく活動の総称。
私たちは、お客さまへの「安全・安心、快適」なサービス、そして「優れた品質」のコカ・コーラ社製品の提供を通じて、
お客さまをハッピーにすることを使命としており、飲料業界のリーディングカンパニーであり続けるためには、
社員の心身の健康の維持向上が最重要課題であると考えています。
これを実現するためには、社員一人ひとりが自律的な健康保持・増進活動を行うことを責務として認識し行動する必要があります。
代表取締役社長のもと、人事担当役員を健康推進責任者とし、5つの基本方針に基づき、積極的に健康経営を推進してまいります。
基本方針 | 主な課題と取り組み |
---|---|
❶安心な就業環境の整備(Safety) |
|
❷健康リスクの改善(Start)(早期発見・早期治療) |
|
❸自身の健康に向き合う機会の充実(Self) |
|
❹多様な働き方の推進(Smart) |
|
❺健康的なライフスタイルの促進(Sawayaka) |
|
【健康経営で解決したい経営上の課題】
環境問題やお客さま、消費者の多様なニーズに対応し、会社と社員が共に持続的に成長し続けるためには、多様性と多面性に満ちた社員が健康で働きがいをもち、活躍する職場環境を構築していく必要があると考えています。
【健康経営の実施により期待する効果】
健康で働きがいをもち活躍するためには、健康リスクを改善し、社員の生産性と業務品質を高めていく必要があります。この改善施策として「Sawayakaチャレンジ」と称したプログラムを導入し、その中でも運動の習慣化は、適正な体を維持するため最も重要と考えています。
現在24%の運動習慣化率を2025年までに60%以上となることを目指しています。これにより生産性を向上させプレゼンティーズムの損失割合10%以下を実現したいと考えています。
健康経営でめざす姿、基本方針、課題、健康関連施策とのつながりを見える化し整理することで、解決したい経営課題を意識しながら、さまざまな健康経営諸施策に取り組んでいます。
健康診断結果の分析・可視化を進めるともに、生活習慣病リスクをより早期に対応することで低減し、疾病予防と重症化予防に努めます。
新型コロナウイルスのワクチン接種の加速化と集団免疫の早期獲得、経済活動再開への貢献を目的として、2021年6月~8月にワクチンの職域接種を実施しました。
ワクチン接種は、当社の、東京・赤坂オフィス、埼玉・桶川オフィス、愛知・名古屋オフィス、大阪・千里丘オフィス、福岡・福岡オフィスで実施し、接種対象者は、当社グループの社員(間接雇用を含む)とその家族、サプライヤーの方、約10,800人に接種しました。
なお、当社グループでは、ワクチン接種を希望する社員が時間を柔軟に確保できるよう、就業時間内であっても受けることを認め、その時間については就業免除といたします。また、ワクチン接種当日に副反応による体調不良が発生し、就業が困難な場合は、接種当日を特別有給休暇とすることが可能、翌日以降に体調不良が認められた場合は、原則として特別有給休暇を1日取得可能としています。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンでは、社員が安心して楽しくはたらくため、人事制度を整備しています。
当社は、在宅勤務・リモートワークを促進するために、全社員へのスマートフォン配布をはじめとした、ネットワーク環境の整備、交通機関のオフピークでの通勤、多様な勤務体系を実現するためのスーパーフレックス制度の導入など、「withコロナ」時代に対応した柔軟な働き方を推進しています。今後も、社員の健康を守るとともに、安全・安心な製品の供給を継続し、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」というわたしたちのミッションを果たしてまいります。
多様な働き方を実践するとともに、テレワーク推進、総労働時間の短縮、年休取得促進、育児・介護支援、仕事と家庭及び仕事と病気治療の両立等への取り組みを行っています。
毎年、社員のライフスタイルに関する意識調査を実施し、社員自身が課題と感じている生活習慣を認識。
生活習慣は、社員の自律的な健康保持・増進が重要となるため、「Sawayakaチャレンジ‼」と称したプログラムを提供し、生活習慣改善の取り組みを推進。
※Sawayakaチャレンジとは、生活習慣を5つのカテゴリーに分類し、改善を行う仕組み
2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
---|---|---|---|---|
定期健康診断受診率 | 95.4% | 96.9% | 97.3% | ー |
定期健康診断後の精密検査受診率 | 50.8% | 45.2% | 44.3% | ー |
ハイリスク者保健指導率 | ー | ー | 50.8% | 53.0% |
ハイリスク者治療継続率 | 10.2% | 10.5% | 13.8% | ー |
適正体重維持者率 ※BMIが18.5~25未満の者 |
60.5% | 56.8% | 56.1% | ー |
運動が習慣されている割合 | 21.0% | 21.7% | 24.1% | ー |
「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合 | 61.8% | 61.9% | 66.8% | ー |
飲酒が習慣化している割合 | ー | ー | 14.1% | ー |
血圧リスクと考えられる人の割合 ※収縮期血圧180mmHg以上または 拡張期血圧110mmHg以上の人の割合 |
0.2% | 2.1% | 3.3% | ー |
血糖リスクと考えられる人の割合 ※空腹時血糖が200mg/dl以上の人の割合 |
0.6% | 0.8% | 0.8% | ー |
糖尿病管理不良と考えられる人の割合 ※HbA1cが8.0%以上の人の割合 |
ー | 0.2% | 0.2% | ー |
傷病による休職者の割合 | ー | 0.5% | 0.6% | ー |
ストレスチェック受検率 | 88.0% | 88.0% | 90.0% | 92.3% |
ストレスチェック高ストレス者の割合 | 12.7% | 14.3% | 10.5% | 16.6% |
プレゼンティーイズム | ー | 11.3% | 11.2% | 10.5% |
アブセンティーイズム(傷病による欠勤) | ー | 1.34日 | 1.26日 | 1.20日 |
直近の状況 | |
---|---|
広く社員に行う施策の参加状況 | ウォーキングイベント参加者数 7,500名(会社貸与スマートフォン保有者の約50%) チーム登録数 294チーム |
社員のヘルスリテラシーの状況 | メンタルヘルスeラーニング受講率 88.5% 新型コロナウイルス関連受講率 82.9% |
各施策の社員の満足度 | ウォーキングイベントの社員満足度 5段階評価で3.45ポイント |
新型コロナウィルスワクチンの職域接種満足度 | 99%が満足と回答 |
労働時間の状況(残業時間等) | 10.2時間 |
休暇取得の状況(年休取得率等) | 48.0% |
離職の状況 | 9.1% |
ワークエンゲイジメントの状況 | 62.6% |
その他指標へのリンク (上記「労働時間の状況」以降の状況は、右のリンク先からもご確認いただけます) |
https://www.ccbji.co.jp/csv/esg/ |
2021年3月
経済産業省・日本健康会議が共同で認定する『健康経営優良法人2021(ホワイト500)』に認定されました。
当社は、健康経営を経営の最優先課題と位置づけ、社員の健康維持・増進に向けさまざまな取り組みを通じ、「健康第一」の企業風土醸成を図っています。
「安全と健康はすべてに優先する」という考えを事業継続の根幹と位置づけています。会社には、社員自身や周囲の人の「安全」や「健康」を害してまで、あるいは、怪我をするリスクを犯してまでしなければならない仕事は一つもないことを改めて宣言しています。
今後とも各種取り組みを推進することで、健康経営のさらなる推進・発展に取り組んでまいります。
■経済産業省ウェブサイト
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200302004/20200302004.html
新型コロナウイルスが猛威を奮い、ライフスタイル・ワークスタイル、また健康施策推進方法にも大きな変化が生じています。
そのような中で、「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造する」をミッションとする当社として、「健康経営の歩み」を止めないために様々な取り組みを実施し、健康経営の模範となる企業を目指します。
「健康経営の
模範となる
企業」へ
ノウハウを
全国に発信