仙台市が推進するプラスチックごみ削減事業でコカ・コーラ ボトラーズジャパンの「環境問題に配慮した容器の取り組みを語る」

「杜の都」として知られる宮城県仙台市。この「杜」は、山などに自然に生えている樹木や草花だけではなく、そのまちに暮らす人々が協力し合い、長い年月をかけて育ててきた豊かな緑のことを指します。「杜の都」と表するところに「神社や寺、屋敷のまわりを取り囲んでいる『緑』、人々がていねいに手入れをしてきた『緑』こそが仙台の宝」という市民の想いが込められています。市内には、街並みと調和した美しい緑が広がっています。※仙台市役所ウェブサイトより

緑を含め環境の重要性と未来を考えている仙台市では、プラスチックごみ削減に向け、ホームページなどを通してプラスチックごみの現状と、仙台の海のことや街で起きていることを、さまざまな視点で伝えており、そこからともに考え、みらいの自分たちに向けて、いま、できることを提案しています。

この度、当社の環境に配慮した製品や「ボトルtoボトル」の取り組みについてCSV推進部部長 丸山のインタビューが掲載されました。インタビュー記事はこちら

■PETボトルをリサイクルボックスに

CSV推進部 部長 丸山

インタビュー内で丸山は、「廃棄物を出さない『ボトルtoボトル』を進めていくためには、飲み終わった空容器は、自動販売機の側などに設置しているリサイクルボックスに投入いただくこと、そして空容器以外の異物を投入しないよう協力をお願いしたい。」と話しています。

この「ボトルtoボトル」とは、使用済みPETボトルを回収・リサイクル処理したうえで、再びPETボトルとして再生し、飲料の容器として用いることです。

当社では、容器由来の廃棄物削減に向けた課題解決のため、「設計」「回収」「パートナー」の3つの柱からなる活動に取り組んでいます。

PETボトルは、正しく回収することでリサイクル可能な資源であるという認識を広められるよう、引き続き取り組んでいきます。

【コカ・コーラシステムのサスティナビリティーへの取り組みについて】

日本コカ・コーラ株式会社と全国5社のボトリング会社などから構成されるコカ・コーラシステムは、「世界中をうるおし、さわやかさを提供すること。前向きな変化をもたらすこと。」の事業目的にのっとり、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらしながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。

2020年には「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、システム共通のサスティナビリティーフレームワークを策定しました。各領域において事業活動を通じて社会課題の解決を目指すことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献してまいります。

特に「資源」の領域においては、グローバルビジョン「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」に基づき、「設計」「回収」「パートナー」の3本の柱から成る「容器の2030年ビジョン」を策定。2030年までにすべてのPETボトルを100%サスティナブル素材に切り替えることなどを骨子とした日本独自の環境目標を設定し、その実現に取り組んでいます。
詳しい活動内容については、最新のサステナビリティーレポートをご覧ください。