自動販売機で「大崎耕土」を支援!
「世界農業遺産の保全と活用に関する連携協定」を締結しました!

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社は、宮城県北部大崎地域の1市4町(大崎市・色麻町・加美町・涌谷町・美里町)と「世界農業遺産の保全と活用に関する連携協定」を締結しました。

宮城県大崎地域の「大崎耕土」は、2017年に世界農業遺産に認定されました。大崎耕土世界農業遺産応援自動販売機の設置を通じて、「大崎耕土」をPRするとともに、売上の一部を推進事業のために市町に寄付することで、人材育成や地域活性化をより一層推進することが目的です。

大崎耕土とは?

大崎地域は中世より水田農業地帯として発展した日本有数の穀倉地帯。しかし、その歴史は特有の地形により発生する冷害や水害との戦いの歴史でもありました。そのような厳しい環境下で鎌倉時代より受け継がれてきたのが、巧みな水管理基盤。そして、「契約講」と呼ばれる伝統的な社会組織、豊かな水田・水路に育まれた生物多様性です。

世界農業遺産(GIAHS)とは?

国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度。近代農業によって地域固有の文化や生物多様性が失われていることを背景に、世界的に重要である伝統的農業の農林水産業システムの維持・継承が目的とされており、国内では2019年12月現在で、11の地域が認定されています。

調印式では、伊藤 康志大崎市長をはじめ、大崎地域の4つの町の町長と、当社からは佐藤 和宏南東北地区本部長が出席。伊藤市長からは「世界から認められた大崎耕土世界農業遺産と世界のコカ・コーラの連携は非常に心強い」との言葉を頂戴しました。

【大崎耕土応援自動販売機】

この写真の大崎耕土応援自動販売機を大崎地域の各種施設などに設置し、売上の一部を大崎地域へ寄付いたします。

対象エリアを担当する宮城支店古川と石巻の両セールスセンターは、「大崎耕土応援自動販売機を通じて、地域とのつながりをより一層大切にし、関係各署と協力しながら、地域貢献と売上拡大に結びつけてまいります」と意気込みを語りました。

大崎地域には、温泉・紅葉の名所として知られる「鳴子峡」や冬鳥の越冬地で国内有数のマガンの飛来地として知られる「蕪栗沼(かぶくりぬま)」、日本最古の藩校である有備館や岩出山城など伊達氏ゆかりの建築物など、多くの観光名所があります。

観光で訪れた際に、大崎耕土応援自動販売機を見かけたら、ぜひ喉の渇きを潤してください!