容器&リサイクル(循環型社会)

私たちの取り組み

  • 大切な資源を持続可能な形で有効活用していくため、継続的に改良・工夫を進め、環境保全に貢献していきます。
CSV Goals

※別途記載のない限り、基準年は2015年、目標年は2025年

リサイクルのアイコン 容器&リサイクル
(循環型社会)

設計

  • 50% サステナブル素材※の使用率(2022年までに)
  • 100% サステナブル素材※の使用率(2030年までに)
  • 100% サステナブル素材※使用製品の割合(販売本数ベース)
  • 35% さらなるペットボトルの軽量化(2004年比)(2030年までに)

パートナーと連携した回収

  • 100% 販売量と同等の回収量(2030年までに)
  • 環境保護団体や業界団体との幅広い連携(2030年までに)

※サステナブル素材:ボトルtoボトルによるリサイクルPET素材と植物由来PET素材の合計

ポリシー
環境に関するポリシー

容器&リサイクル(循環型社会)

原材料&容器のリサイクル

製品のライフサイクルの各プロセスで発生する排出物は可能な限り回収やリサイクルを行い、環境負荷の低減を図っています。製造にともない発生する廃棄物の削減や在庫コントロールによる製品廃棄ロスの削減、空容器リサイクル率の向上、環境に優しい容器の採用など、さまざまなチャレンジを進めて持続可能な社会の発展に貢献します。

原材料/容器のリサイクルフロー

工業廃棄物のリサイクル

製造にともない発生する廃棄物の分別・リサイクルをすべての工場で推進し、継続してゼロエミッションを目指しています。発生量の大部分を占めるコーヒーかす(リサイクル率100%)、茶かす(リサイクル率100%)を、肥料や飼料として再資源化しています。
例えば蔵王工場で製造している「爽健美茶」の工程で排出された茶かすは、蔵王酪農センターのナチュラルチーズ製造過程で出た乳清などを混合し、「蔵王爽清牛」の飼料(エコフィード※)として生まれ変わっています。東海工場でも産官学共同で、コーヒーかす、茶かすの有効活用に関する研究を進めています。

※食品残渣(ざんさ)を利用した家畜の飼料のこと。
飼料自給率向上の観点から農林水産省が積極的に推進している。

工場廃棄物の
リサイクル率
99.5%
(2023年末時点)
(前年差+1.0%)

自動販売機のリサイクル

老朽化した自動販売機は再資源化しています。
処理施設などにて、老朽化した自動販売機の解体・分別を行い、フロンガスの適正な回収を実施しています。

自動販売機のリサイクル

環境に関する基本原則

私たちは、事業活動に欠かせない水を含めた自然資源を有効活用し、地球環境を持続可能な形で次の世代へ引き継いでいくことを重要な使命と捉えています。 そのために、環境負荷の低減と事業の成長を両立するイノベーションにより地球環境の保全を進め、地域社会における自然環境の保護と環境啓発を通じて、地域社会との共創価値(CSV)を実現します。

環境に関するポリシー

私たちは、環境に関する以下のポリシーに基づいて事業活動を行います。

  1. 環境負荷の低減

    製品のライフサイクル、すなわち原材料の調達から生産・物流・保管・販売・回収やリサイクルを通じて環境負荷の低減を図ります。また、新製品の開発やサービスの導入、サプライヤーの選定等においても、環境負荷を考慮します。

  2. 水資源の保護

    豊かな水資源を次世代へ引き継ぐため、製造に使用する水の削減や適切な処理に努め、さらに地域社会との協働を通じた水資源保全に取り組みます。

  3. 気候変動の緩和

    気候変動の緩和に貢献するとともに、私たちの事業の持続的な成長につなげるため、事業全体にわたる温室効果ガス排出量を削減する施策に取り組みます。

  4. 資源の効率的利用

    資源が持続的に循環する社会を実現し、水やエネルギーなどを効率的に利用するため、適切な経営資源を投入します。

  5. 食品ロス、廃棄の削減

    生産の最適化に向けた社員教育を行い、サプライチェーンパートナーとも緊密に協力して、食品廃棄の総量削減に努めます。カスタマーに製品の保管手順と鮮度ルールを提供し、消費者に賞味期限を表示する方法に関し業界団体や同業者と協働します。
    消費者のニーズに合わせて、さまざまなサイズの製品を提供します。
    私たちは、顧客、ビジネスパートナー、業界団体、規制当局、学界、NPO、およびコミュニティと協力して、食品ロスの有効利用を目的としたプログラムをサポートします。また、彼らと協働して食品ロスを防ぎ、バリューチェーンにおける食品ロスと廃棄物の量を減らすのに役立つ革新的なソリューションを特定し実現に努めます。

  6. 自然生息地、生物多様性、生態系の保全

    自然生息地を特定し、保護します。生態系は、新たな生産により改変または破壊されることはありません。
    私たちは、自然生息地、保護地域、生物多様性の保護および促進に努め、長期的な気候ストレス要因に対する復元力を培うアプローチを通じて可能な限り生態系の復元に努めます。

  7. コミュニケーション

    地域社会をはじめとするステークホルダーとのコミュニケーションを重視し、それぞれのニーズに応えることを目指し、常に周りから信頼され期待を上回る企業として行動します。

  8. 環境啓発

    地域の方々、そして私たちの事業活動に関わるすべての人の環境意識を向上するため、さまざまな教育・活動の機会を提供します。また、環境保全や清掃活動等にも積極的に参加します。

  9. 環境パフォーマンスの向上

    常に先を見据え、環境目標を定期的かつ必要に応じて見直し、環境パフォーマンスの継続的向上に取り組みます。

  10. 法令遵守

    法令・協定の遵守はもとより、The Coca-Cola Companyの求める、より厳しい自主基準を遵守します。

  11. 付則

    このポリシーは2018年1月1日から制定実施します。
    (2021年6月改定)