Interviews社員インタビュー

BIツールを駆使し、
迅速な経営の意思決定に寄与。
「データサイエンティスト」
として成長していきたい。

ビジネスシステム本部
ガバナンス・オペレーション シニアグループ統括部
ビッグデータアナリティクス部
データディスカバリーケイパビリティー課

新卒 2020年入社Tsubasa.O

QUESTION 1 現在、参加しているプロジェクトの概要を教えてください。

データの「見える化」で現況を把握

現在携わっているのは、2020年5月から本格スタートした「ビッグデータの解析・活用プロジェクト」です。営業本部に新設された、事業部で活用するデータのマネジメント業務全般を担うCSII(Commercial Strategy Intelligence and Innovation)部とのクロスファンクションチームに参加し、企業の意思決定に活用されるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの作成を行うプロジェクトメンバーとして業務に従事しています。デジタル化が進み、あらゆる領域でデータが介在する近年のビジネスにおいて、ビッグデータの取り扱いや活用法が企業の成長を左右すると言っても過言ではありません。私が担当しているプロジェクトでは、社内に蓄積された売上や販売などに関する大量なデータを収集し、それらをBIツールで視覚化しています。これにより、ビジネスを俯瞰しながら現況を素早く把握できるため、迅速な意思決定につながると期待されています。

QUESTION 2 担当されている業務を、より具体的に教えてください。

基幹システムからデータベース、
BIツールという「データインフラ」の構築

BIツール作成プロジェクトにおける主な業務は、膨大なデータから分析した結果をグラフやダッシュボードを作成してビジュアル化することです。他にも、プログラミング開発やBIツールのアップデートも担当しています。プログラミング開発では、社内で基幹システムと派生するデータベース、それらを結ぶデータのインフラが構成されており、そこから最適なデータを抽出し、レポートで使用できるように新しいインフラを敷設するシステムを構築しています。またBIツールは、データセットの範囲を絞ることで詳細なデータ集計や分析を可能にする「ドリルダウン」や、複数のデータセットを同時連携して使用する「データリレーション」などの強力な機能を有しています。よりユーザーにとって使いやすく、効率的なツールにしていくために、これらの機能を活用しながらアップデートしています。

QUESTION 3 仕事の魅力ややりがいを教えてください。

コミュニケーションは100%英語
スキルアップ、キャリア形成にプラス

一番の魅力は、自分発信で仕事ができる、チャレンジできるなど、求めていた環境があることです。短いスパンで到達点・成果が実感できるところにやりがいを感じています。その背景にあるのは、素早く、機敏なマインドセットを取り入れたチーム運営です。認識の共有と業務の実行を、2週間区切りで進めていくので、効率よく回せていると思います。またインターナショナルなチームのため、コミュニケーションは100%英語。自身の英語力を鍛えられるのもうれしいですね。さらに、ベンダーやコンサルタントへ外注せず、完全内製でデータインフラを構築できる環境にあり、自身のスキルアップやキャリア形成においても非常にプラスになると考えています。

QUESTION 4 印象に残っている取り組みを教えてください。

「AI技術実証プロジェクト」への参加
機械学習の知見が今後に活きる

一時期、BIツールの作成と並行して「AI技術実証プロジェクト」に参加していました。任意ではありましたが、興味があり、また自身の成長にもつながると思い、自ら手を挙げました。このプロジェクトは、機械学習プラットフォームによる自動販売機の売上データの予測精度を向上させることを目的としています。従来から売上予測の取り組みは進められてきましたが、さらなる改善により製品充填作業など業務の効率化が期待されています。
そこで着手したのが、機械学習プラットフォームを用いた予測モデルの作成です。天候や人の流れ、地域性といった多様なデータを組み込むことで予測精度の向上が実現。この結果を踏まえ、現在、実装に向けた検討が進められています。BIツールにおいても、今後AI/機械学習の導入は必須であるため、貴重な知見を得ることができた経験でした。

QUESTION 5 大学生活から入社までの経緯を教えてください。

本人の適正、意思を尊重する選考
インターナショナルな環境の魅力

私は幼少期をシンガポールで、中学生時代はベトナムで過ごすなど、これまでの海外経験から、将来はインターナショナルな環境で仕事をしたいと考えていました。また、大学では数理統計学を専攻し、データ加工やそれに伴うプログラミング、統計的アプローチなどを学習しました。そこで、就職に際して考えたのは、大学で学んだ知見を活かしながら、インターナショナルな環境で働きたいということ。当社は、選考時から私の適性や意思を尊重してチャレンジできる環境を一緒に考えてくださり、その結果一般的な「総合職一括採用」ではなく「ビジネスシステム職」として配属部署がすでに確定した選考コースをご案内いただきました。加えて、もう一つの軸だったインターナショナルな環境下で、グローバル メジャー ブランドの製品を扱うことで広く社会貢献ができることに惹かれ入社を決めました。

QUESTION 6 これからの目標を教えてください。

多彩なスキルの向上を図り
「データサイエンティスト」へ

「何の仕事をしているのか」と尋ねられた際、「データサイエンティスト」と胸を張って答えられるようになることです。データサイエンティストの仕事は、主にビッグデータの収集・分析と、分析結果のビジネスへの活用と言われていますが、誕生して間もない職業であることとその対応領域の広さから定義はあいまいです。そこで私が重要だと感じているのは、アカデミックな知見、プログラミング能力、そしてプロジェクトマネジメント能力です。特に今後は、プロジェクトマネジメントを通して経験を重ねながらスキルアップを図り、自他ともに認めるデータサイエンティストへと成長していきたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE1日のスケジュール

9:00

出社

コーヒーを淹れ、パソコンを起動。メールチェック、一日のスケジュールの確認

9:30

プログラミング

データインフラ構築のためのプログラミング作業

11:30

キャッチアップ

先輩社員とのキャッチアップによる認識共有

12:00

昼食

13:00

打ち合わせ

BIツールの担当案件に関する打ち合わせ。課題などの情報を共有

14:00

チームミーティング

2週間を節目とするチームミーティング。進捗確認、メンバーとの意見交換

16:00

行動計画の立案

ミーティングでのレビューを踏まえ、今後の行動計画を立案

16:30

関連部署との連絡、協議/プログラミング

データベースに関して関連部署と連絡、協議
データ加工のためのプログラミング作業

18:00

退社

※現在はコロナ感染拡大防止のためテレワーク

CAREER PROFILEこれまでのキャリア

2020年4月~6月
所属:ビジネスシステム部
新人研修およびビジネスシステム本部研修
2020年7月~現在
所属:ビジネスシステム部 ガバナンス・オペレーション シニアグループ統括部 ビッグデータアナリティクス部 データディスカバリーケイパビリティー課
BIツールの作成及びデータインフラ構築に従事。