コーポレートブログ

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9月16日~25日はグローバル・ゴールズ・ウィーク(SDGs週間)~コカ・コーラ ボトラーズジャパンのサスティナビリティー活動~

2022年9月6日

毎年9月末の国連総会の会期と合わせた1週間は、持続可能な開発目標(SDGs)の推進と達成に向けて意識を高め、行動を喚起する「SDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)」です。今年は9月16日~25日がその週にあたります。今回は、SDGs達成のために当社が取り組んでいるサスティナビリティー活動についてご紹介します。

※出典:国連開発計画(United Nations Development Programme)ウェブサイト

■サスティナビリティーフレームワーク

コカ・コーラシステムは、環境や日常生活、私たちを取り巻く地域社会などの各場面で、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらし、さわやかさを届けながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組んでいます。

2019年、日本のコカ・コーラシステムは、サスティナビリティーのグローバル目標達成に加えて、日本独自の課題をベースにした戦略を立案し、コカ・コーラシステム共通のアクションプランへ落とし込むことを目的に、サスティナビリティーの課題抽出と優先順位の特定のための大規模な共同調査を行いました。詳しくはこちら

その結果、「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、課題解決に取り組んでいます。また、各領域における持続可能な開発目標(SDGs)との関わりを検証し、SDGsの達成も目指すことで、社会課題の解決に貢献します。

① 多様性の尊重

当社の持続的な成長を目指し、様々なステークホルダーのニーズに応えるため、多様な人財の育成に注力しています。それぞれ異なるバックグラウンドや価値観を持つ社員一人ひとりが、能力を発揮できる職場環境の構築を進めていきます。

● 女性活躍推進のための取り組み
当社では、女性社員を対象にした管理職や役員候補者の育成研修を導入しています。また、会社全体で、公平な評価を確保し能力開発課題を明確化する人財レビュー会議を年に一度設け、その中で女性社員にフォーカスした議論を行っています。女性活躍推進の取り組みが一過性のものにならないよう、管理職登用の現状や育成状況を確認して施策を検討しています。

● LGBTQに関する正しい知識の社内浸透への取り組み
今年7月、コカ・コーラシステムは、LGBTQやAlly(アライ)についての基本的な解説や、その歴史と今の状況などをわかりやすく網羅した「LGBTQ+アライのためのハンドブック」を策定し、一斉導入しました。本ハンドブックはコカ・コーラシステム内の社員へ配布するとともに全内容をwebサイトで公開し、LGBTQへの理解促進を検討しているあらゆる企業・団体の皆さまに無償でご活用いただけるようにしています。

>その他「多様性の尊重」に関する取り組みはこちら

② 地域社会

私たちはコミュニケーションを大切にしながら、持続可能な地域社会の発展や社会課題の解決に向けて取り組んでいます。

● 地域へのSDGsセミナー開催
SDGs達成を目指す当社の新たな取り組みとして、私たちのCSV活動を多くの方に知っていただくために、各種講演会への登壇や学校でセミナーを実施しています。

PETボトルリサイクルに関するオンラインセミナー
「コカ・コーラの事例から学ぶ SDGsの達成に私たちができること」をテーマとした講演

● 産学官民連携での地域課題解決
地域行政や教育機関、市民団体など産学官民連携のもと、若者たちが主体のワークショップや活動発表、表彰制度などさまざまな事業を通し、地域課題の解決やSDGsの達成に取り組む活動を支援しています。

仙台若者アワード(宮城県)
MIYAZAKI SDGs ACTION(宮崎県)

>その他「地域社会」に関する取り組みはこちら

③ 資源

私たちは大切な資源を持続可能な形で有効活用していくため、継続的に改良・工夫を進め、日本国内の環境保全の貢献に取り組んでいます。

● 温室効果ガス排出量削減に向けた取り組み
2021年10月、日本のコカ・コーラシステムは、日本国内のバリューチェーン全体における温室効果ガス(GHG)を2030 年までにスコープ1、2において50%、スコープ3において30%(いずれも2015年比)削減することを目指す目標を策定しました。日本政府の掲げる温室効果ガス削減目標(2030年度の排出量を2013年度比で46%削減)の達成にも積極的に貢献していきます。詳しくはこちら

● 「容器の2030年ビジョン」達成に向けた取り組み
日本のコカ・コーラシステムは、「ボトルtoボトル」の推進などを通じ2030年までにすべてのPETボトルのサスティナブル素材比率を100%とすることなどを目指す「容器の2030年ビジョン」に取り組んでいます。
使用済みPETボトル回収・リサイクルの取り組み等を通じて、「容器の2030年ビジョン」の達成、また国内における水平リサイクル促進へ貢献していきます。

今年4月より埼玉県吉見町と「ボトルtoボトル」協働事業を実施しています。吉見町内の集積所で回収された使用済みPETボトルを再原料化し、コカ・コーラ社製品の容器として再生する取り組みです。(詳しくはこちら)。

10月からは埼玉県久喜市とも「ボトルtoボトル」事業を開始(詳しくはこちら)、11月からはウエルシア薬局との「ボトルtoボトル」事業の実施エリアを拡大するなど(詳しくはこちら)、行政・企業などのパートナーとともに回収・リサイクルスキームの構築を進めています。

>その他「資源」に関する取り組みはこちら

SDGs達成のためには、あらゆるステークホルダーとの協働が不可欠です。今回紹介した事例以外にも、私たちは共創価値に向け、多くの課題解決に取り組んでいます。グローバル・ゴールズ・ウィーク(SDGs週間)に、私たちと一緒に身近なサスティナブルについて考えてみませんか。

詳しくはCSVレポート2022をご覧ください。
https://www.ccbji.co.jp/csv/doc.php

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