コーポレートブログ

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パートナー企業と共創。「『いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト』生態系観測イベントin淡路島」が開催!

2024年7月8日

55年ぶりに大阪の地で開かれる大阪・関西万博。当社は、河森正治プロデュースパビリオンに協賛するゴールドパートナー[1]として、大阪・関西万博の機運醸成活動を行っています。また、会場内での飲料提供などを通じて、大阪・関西万博を全力でサポートし、企業としても成長の機会につなげていきたいと考えています。

5月26日、2025年大阪・関西万博 河森正治プロデュースパビリオン共同プロジェクト「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」生態系観測イベントin淡路島が開催されました。生物多様性の回復を目的とした生態系観測イベントで、パートナー企業の当社、TOPPANホールディングス株式会社、くら寿司株式会社の3社が共に参加。

さらに、子どもたちを含めた一般参加者と一緒に、いきものコレクションアプリ「Biome」(バイオーム)を使って、兵庫県立淡路島公園・ニジゲンノモリで 生態系観測イベントを行いました。

「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」についてはこちら。
https://www.ccbji.co.jp/blog/expo_2025_before_500/

「森」「緑地」「海」がそろう淡路島で、生物多様性を体感してほしい

今回、「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」生態系観測イベントの会場となったのは、兵庫県立淡路島公園、ニジゲンノモリ内にあるモリノテラス。

トークセッションの前半では河森正治プロデューサー、いきものコレクションアプリ「Biome」(バイオーム)の開発・運営を担当する株式会社バイオーム代表取締役の藤木庄五郎氏、兵庫県環境部長の菅範昭氏が登壇。いきもの探しがより楽しくなるための話や生物多様性について話しました。

「今日はこの自然豊かな淡路島まで来ていただきありがとうございます。私のプロデュースするパビリオンでは、『いのちめぐる冒険』を表現したいと思っています。いのちはどこから来て、どこへ向かうのか。多様な生命がどんな形でつながって循環していくのか。大阪・関西万博ではその大きな循環の姿を、最新技術を使い、凝縮した体験としてお伝えできればと思って準備しています。

シグネチャーパビリオン『いのちめぐる冒険』では、『今、ここに共に生きる奇跡』をコンセプトにしています。昨日の夜、淡路島に到着して、暗い中で光を放つヒメボタルを見て感動しました。ニジゲンノモリという大きな施設がある中で、いきものと人間が共存できていてとてもすごいと思いましたね」(河森正治プロデューサー)

「『Biome』は、私自身が生物多様性をどうしたら守っていけるかを考えてつくったアプリです。みなさんにはいきものが豊かであることを知っていただきたいですね。『Biome』を通じて、いきものを楽しいと思いながら見つけて、写真を撮って、新しい気付きを得てもらえるような体験をしてほしいと思っています」(バイオーム・藤木氏)

「生物多様性は4つの危機にあると言われています。『人間が関わることで生物多様性が失われる』『人間が関わりをやめたことで生物多様性が失われる』『外国からの生物が増えている』『地球温暖化』です。兵庫県環境部では、里山と里海の再生をテーマに掲げて取り組みを進めています」(兵庫県・菅氏)

「水を守り、育むこと」「森林保全」の大切さを伝えていきたい

トークセッションの後半では、「森」「緑地」「海」それぞれのクエスト(※)オーナーである当社、TOPPANホールディングス株式会社、くら寿司株式会社の若手社員が登壇。「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」や大阪・関西万博への思いを、自社の生物多様性保全活動と絡めて話しました。

(※)クエストとは、『Biome』の機能で、設定されたテーマに沿ったいきものを期間内に発見・撮影・投稿してクリアを目指すゲームのこと。「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」では、3社の事業と親和性の高い「森」「緑地」「海」のいきものを見つけるクエストを実施しています。

当社からはEXPO営業推進部で活動を推進するセルフ沙理衣が登壇しました。

「私たちコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、共同プロジェクトにおいて森のクエストを担当しています。当社のビジネスにとって欠かせない、『水を守り、育むこと』の重要性や、そのために欠かせない『森林保全』の大切さを伝えていきたいと考えています。

当社は水を使用するビジネスを行っており、森林や草原、その他の水源流域の生態系を守ることや地球環境を持続的な形で次の世代へ引き継ぐことは重要な使命です。森林は、私たちの生活に欠かせない良質な水を育む水源涵養機能や、さまざまな生物のつながりを維持する生物多様性の保全機能をもっています。

当社では17ヶ所全ての工場において、間伐や植林などの活動を通して地下水を豊かに育み、いきものたちが暮らしやすい環境をつくるような取り組みを実施してきました。また、工場の周辺流域では環境体験プログラム“コカ・コーラ『森に学ぼう』プロジェクト”を進めており、参加者に水や森、生物多様性の重要性を伝える機会を設けています。

今回の共同プロジェクトにおいて、みなさまの協力を得ながら森の植物や昆虫などの生態系データをより詳しく、より深く捉えることができるので、データを活用しながら生物多様性活動をより推進していきたいと考えています。

大阪・関西万博は会期が半年間あります。会場内ではたくさんの飲料が飲まれることが想定されるので、飲料を通じて私たちの活動を知っていただきたいです。自動販売機や売店など、さまざまな方法で飲み物をみなさまにお届けする予定ですが、大阪・関西万博自体は会場全体が未来社会を体験できるショーケースとなっています。未来を体感していただけるような形でも飲み物をお届けできればと考えているので、期待していただきたいです」(セルフ沙理衣)

「森」「緑地」「海」すべてが揃った淡路島で、生態系観測がいよいよスタートします。河森正治プロデューサーは、各社との共創や「いのち輝く」に込めた思いをコメントし、トークセッションを締めました。

「私はパートナーに恵まれています。刺激的な方々が集まってくださったおかげで、たくさんのチャレンジができているのです。『いのち輝く』は、自分の得意なことが発揮できている状態だと考えています。みんなで輝き合える、輝きが循環していく世界を実現できたらいいなと思っています」(河森正治プロデューサー)

いきもの探しが、生物多様性保全へのアクションになる

「淡路島でも、自宅の近くでも、自然のルールを守りながらいきもの観察を楽しんで、『Biome』にたくさんアップしてくださいね! 行ってらっしゃい!」の掛け声とともに、いきもの探しがスタート。虫取り網を持って、子どもたちがニジゲンノモリへさっそうと駆けていきます。

虫を見つけるや否や、全力疾走で追いかけました

飛んでいる虫を見つけました。技術が高く、2スイング目で捕ることができました

虫を傷つけないように、やさしく、やさしく

捕った虫を「Biome」で撮影

「Biome」で撮影した画面。撮影する角度を工夫すると、より確度の高い結果を得られます

トンボを捕まえることにも成功

※捕まえた生き物は元いた場所に逃がしてあげましょう

「森」「緑地」「海」が共存する淡路島の一部で、さまざまないきものが生息していることを体感することができました。私たちが地球温暖化に対するアクションとして節電やリサイクルなどを行うように、「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」や当社の「コカ・コーラ『森に学ぼう』プロジェクト」などの取り組みを通じて、生物多様性へのアクションを身近に感じてもらえるよう、これからも発信を続けていきます。

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